MotoGP2020 好調ヤマハの大きな懸案

開幕戦から絶好調のヤマハ。
いくらヤマハに相性が良いと言われるヘレスでも、この好調ぶりはちょっと凄い。

クアルタラロの2連勝、そしてビニャーレスの連続2位。
第2戦のアンダルシアではロッシさんが3位に入り、ヤマハが表彰台を独占。
すごいやヤマハ。

だがしかし。
実はこんな恐ろしい問題が....

これはヤマハの4人のライダーのエンジン使用状況。

現在のMotoGPのルールでは、年間に使えるのは1人5機までと決まっている。

レース用エンジンは、1レース持てば良いから耐久性なんて考えてないんだよ

なんて、半世紀前の話を未だに言ってる人も居るかも知れないけれど、現在はシーズン通して1人で5機しか使っちゃダメってルール。
ドラッグレースじゃ無いんだから、エンジンの使い捨てなんて許しちゃくれない。

これを見ると、ビニャーレスはすでに上限の5機を使用、その内の1機は既にドロップ。
蹴っ飛ばして壊した訳じゃ無いけれど、既に1機は使用不可。
残りのレースは、使用済みエンジン4機で乗り切るしか無い。

スペインGPでリタイヤしたロッシさんのエンジンと、先日のアンダルシアGPでリタイヤしたモルビデリのエンジンも既に1機ずつ使用不可。
スペアを1機残してると言え、同じく残り4機で残りシーズンを戦う。

クアルタラロも既に4機のエンジンを開封してるので、スペアは後1機しか残ってない事に。
皆様まだ始まったばかりなのにちょっと大変な状況だ。

なお、他のメーカーは、現在の所は2機のエンジンしか使ってないらしい。
マシンは1人2台なので最低2機のエンジンは必要なんだけど、他のチームはその最低数しか使ってないそうで。
如何にヤマハが使いまくってるかって事だ。
まだ始まったばかりなのに。

これがクラッチ周辺の問題なら、封印を破らずに修理出来るので問題無いのだけど、エンジン本体の不具合なかなり深刻。
なんせ今はヘッドカバーすら外せない厳しいルール。
状況はちょっと深刻だ。

さらに厄介なのは、GPが休止中に決まったルール。
来期のエンジン開発は凍結な、ってルール。
2020年に使ったエンジンとカウルは、仕様変更する事無く2021年もそのまま使う事が決まってる。
勿論新品だけど、燃焼室をちょっとだけ変えたい、なんて思いついても2022年までお預けって訳。

現在、ロッシエンジンは日本に発送済み。
モルビデリエンジンも日本へ送り返して原因を究明するようだけど、仮にその問題点が見つかっても2022までどうにも出来ないかもねって事を意味する。
ほんのちょっとだけなのに!!
と言っても、残念ながらどうにも成らない可能性も。
不具合箇所にもよるんだろうけど。

ちなみに、エンジンを規定数を使い切ったライダーは、決勝レースでシグナルブルーから5秒後にピットスタートと言う絶望的なペナルティを食らう。
マルケスなら猛烈に燃える展開だろうけど、普通のライダーならそんなのレースが成り立たない。
幾ら大幅に短縮されたと言っても今シーズンは先はまだまだたっぷり残ってるので、いつか見たヤマハのエンジン不足の悲劇は起こらない事を祈りたい。
折角絶好調なんだから。

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