2023 MotoGPライダーラインナップ 6月26日号
MotoGP 2022: Factory Teams | MotoGP 2023: Factory Teams | |||
Repsol Honda | Marc Marquez | Pol Espargaro | Marc Marquez(End of 2024) | |
Monster Yamaha | Fabio Quartararo | Franco Morbidelli | Franco Morbidelli (End of 2023) | Fabio Quartararo(End of 2024) |
Lenovo Ducati | Jack Miller | Francesco Bagnaia | Francesco Bagnaia (End of 2024) | |
Suzuki | Joan Mir | Alex Rins | – | – |
Aprilia | Aleix Espargaro | Maverick Vinales | Aleix Espargaro(End of 2024) | Maverick Vinales(End of 2024) |
Red Bull KTM | Brad Binder | Miguel Oliveira | Brad Binder (End of 2024) | Jack Miller (End of 2024) |
MotoGP 2022: Independent Teams | MotoGP 2023: Independent Teams | |||
Gresini Ducati | Fabio di Giannantonio | Enea Bastianini | Fabio di Giannantonio | Alex Marquez |
WithU RNF Yamaha Team | Andrea Dovizioso | Darryn Binder | ||
Tech3 KTM | Remy Gardner | Raul Fernandez | ||
LCR Honda | Alex Marquez | Takaaki Nakagami | ||
Pramac Ducati | Johann Zarco | Jorge Martin | ||
VR46 Ducati | Luca Marini | Marco Bezzecchi |
現在確定してるのは赤い太文字のライダーだけ。
前回の大変動では、この時期にはほぼ全てが決まってた状態では有ったけれども、時期尚早が過ぎるぜの声が散々上がった為か今回はスロースターターな移籍市場。
全てがアプリリアに染まったオランダアッセン。
そのレースウイーク途中で発表されたのが、アレックス・マルケスのグレシーニ入り。
お兄ちゃんと仲良く二人でホンダで表彰台を分け合う姿を2020年に夢見た人も多いとは思うが、残念ながらお兄ちゃんの怪我によりその夢は遂に叶う事は無かった。
来年は、違うマシンで兄弟が仲良く表彰台を分け合う姿を楽しみに待とう。
でも、アレックスが勝ってマルクが負けた時、恐らく来季もホンダのピットでガチャガチャしてるで有ろう親父はどうするんだろうね。
その状況でキャッキャキャッキャ言ってたら、横で怖そうなおじさんがすっごい怖そうな顔をしそうだ。
ともかくアレックス・マルケスがドゥカティ・ロケットペンシルシステムに組み込まれる事と成った。
順当にリザルトを残せば、グレシーニ→プラマック→ファクトリーへと順繰りに上がって行ける夢と希望に溢れた素敵システム。
異質な血を混ぜる事はないVR46へは絶対不可能だけど、ファクトリーまで道が繋がってるんだからそりゃモチベーションもグン上がり間違いない。
来季のアレックス・マルケスはちょっと化けるかも知れない。
上り詰めても最終的にはパージされるが、それは何処のファクトリーでも一緒だよ。
このようなプライベートチームから同メーカーのファクトリーへの移籍はある意味普通の事と言えるのだけど、ホンダはバウティスタやクラッチローがそこそこ実績残しても全くその気配すら無く、ヤマハもテック3時代に活躍したドヴィさんや、やっぱりクラッチローがヤマハファクトリーに行く事は無かった。
ベン・スピーズくらいかな。
そんな訳で意外な程に機能してない。
ストーナー引退で何故バウティスタをレプソルに昇格させない?
ペドロさん引退でレプソルのシートが空いた時、なんでクラッチロー昇格じゃ無くてわざわざロレンソを取る?
そう思った人はきっと少なく無いと思う。
そんなホンダ同様いまいち機能してないヤマハ・ロケットペンシルシステムも、モルビデリとクアルタラロのファクトリー昇格によってより良い形が確立するかと思われたが、ヤマハのサテライトチーム自体が消え去ったのだから、そらもうスマンかったとしか言いようは無い。
スマンな、もうサテライトが無いからロケットも無いねん。
KTMのショタ買いシステムは確実に機能してるが、肝心のテック3からファクトリーへの流れがオリベイラ以外では実現されて無いので、上手くフェルナンデスをファクトリーに押し上げたい所だ。
なんせ、KTMにはあと2人ものフェルナンデスが列に並んで待ってるんだから。
もうフェルナンデスだらけなんです。
次に発表されるのはアレックス・リンスとオリベイラかな。
それぞれ、LCRホンダとアプリリアのサテライトチームへ行くのが既定路線。
多分そうなると思う。
同時に発表されそうなのがミルのレプソル入り。
現在の3強は、ドゥカティ&アプリリア&クアルタラロ。
ホンダは残念ながら勝負に成ってないのが現実だ。
そこで選択するホンダの作戦は、速いライダー連れて来たらええねん作戦。
ストーナーやロレンソの時と同じ作戦だね。
ストーナーは大いに機能してたが、ロレンソは不発。
ポルも残念ながら不発だったので、今度は元チャンピオンを連れて来ようって作戦だ。
覚えてない人も居るかも知れないけど、ミルって世界チャンピオンなんだよ。
現在たった3人しかいないチャンピオン経験者の一人。
そのミルで機能しなかったら今度はマルティンを連れてくるんじゃないかな、って思う。
バニャイアはロッシに近すぎるので、マルティンが適切かな。
或いはクアルタラロ。
結局、マルマル様頼み路線が第一義な事にはきっと変わらないだろうけど、他所から速いライダーを連れてくる作戦もまたきっと変わらない。
その他、VR46は現状維持。
プラマックはザルコが残留でバスティアニーニが加入。
テック3はフェルナンデス残留でポルが加入。
アプリリアのサテライトは、オリベイラの相棒がまだ不明。
そしてLCRの日本人枠は、恐らく小椋藍にチェンジ。
中上君はブラドルに代わって開発ライダーへってのがもっぱらの噂。
アプリリアのサテライトは一つ空きが有る状態。
ダリン・ビンダーごと引っ越すのはどうかなぁ。
多分無さそうだからガードナーかな。
2年前は、最高リザルトが8位が1回と言うどげんにもならんですな成績だったのだが、昨年の大いなる兆候を経てトップコンストラクターとして超絶進化した今年のアプリリア。
2年前ならこっち来いよと言われても、ジョー・ロバーツじゃ無くても目を逸らしてた所だろうけど、今のアプリリアなら例えサテライトチームでも大いに期待は持てる、かも知れない。
フェルナンデスやヴィエッティ等、Moto2からの昇格を入れないならレミー・ガードーナーがやっぱ順当かな。
覚えてるかどうか知らないけど、2021年のMoto2王者なのだから一年でMotoGPクラスからの放出は有り得ない。
と言うか、仮にテック3を出ると成ったら、ガードナーにはそこ以外無いのだからアプリリア一択。
VR46に入れろと言ってもそりゃ無理なお話なのだから。
スズキが残留してたら少なくともあと2人は来年もその姿を見る事が出来たのだけど、残念ながら現実は無情なので、電撃的に参戦チームが増えない限りはこれでほぼ決まりかな。
名前を呼ばれなかった人は....ん、まぁ、スマンかったと言う事で。
では、続報があればまた。