21世紀のオートバイ
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前にも書いたけれども、私の始めてのバイクは89年型のCBR250R。
すでにその頃、モーターサイクル史上最高の250ccと誉れ高いCBR250RRは世に出ていたけれども、そんなの買う金無かったので一つ前のCBR250R。
ちなみにバイク屋の店長からタダで貰ったバイクだ。
その前身と成るのがこのバイク
http://www.goobike.com/bike/stock_8800237B30161021001/disp_ord=4
87年型CBR250R
さらにご先祖のCBR250Fのリヤをディスクブレーキ化して、全身をフルカウルで身に包んだバイク。
この頃、CBR1000FにせよこのCBR250R、そして同年代のCBR400Rなんかのヌメヌメしたナマズみたいなデザインに、当時の人たちはきっと思った事だろう。
これが未来の形、未来のデザインなのだと。
全身をカウルに包んだこのデザインこそが未来の形なのだと。
未来のバイクはうなぎ犬と化すのだと。
大きなツアラーは勿論、小さな町乗りバイクまで全てのバイクがカウルに身を包まれるのだと。
きっとそう思った事で有ろう。
どれもこれもRF800みたいに成ってしまうんだと。
どれもこれもアクロスみたいに成ってしまうんだと。
月日は流れた2016年秋。
ここに、また一つのニューマシンがリリースされる事に。
ひとつが先に発表されたカフェレーサー。
もう一つは、コレに続いて市販化が決まったらしいパリダカっぽいバイク。
下のGSパリダカっぽいのは、元はラックローズと言うダカールに有る湖の名を冠されたコンセプトモデル。
パリ~ダカールラリーでお馴染みのダカールだ。
ちなみに今はダカールラリーは南米でやってるので間違えるな。
それが市販化するぜと、どうやら来週のミラノショーで発表されるみたい。
2つともベースはこいつ。
地味なあの子が大学デビューみたいな感じに弾けてしまった訳だが、どこで軌道が変更されたのかは解らないけれども、どうやらこれも21世紀のバイクの形の一つみたいだ。
だがバイクのデザインは輪廻を繰り返してるので、いずれやって来るで有ろう未来感溢れるフルカバード時代を夢想しながら、RF800ファンの皆様はもうちょっとお待ち頂きたい。
アクロスファンの皆様は、ちょっと自慢気に便利なメットインをパコパコしながらもうちょっと待ってて頂きたい。
きっとそう遠からず未来には、ナマズみたいな、エイみたいな、うなぎ犬みたいなバイクが全盛と成る時代もきっとやって来るだろう。
その時が来るまでもうちょっとの辛抱だ。
と言うか、ハヤブサの新型って出ないの?
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