MotoGP ルーキーオブザイヤーの行方 第7戦カタルーニア
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MotoGPクラスのルーキーオブザイヤー
今年度の対象者は4名、全てMoto2からのステップアップライダー。
ザルコ、フォルガー、リンス、ロウズ。
今のところはこの4名の戦い。
今回もリンスはお休みでまたもや3名、ってか2名の戦いなのだけど、まぁそれはそれとして。
第7戦、カタルーニアGPを終えたランキングはこちら
1 カタール | 2 アルゼンチン | 3 アメリカ | 4 スペイン | 5 フランス | 6 イタリア | 7 カタルーニア | 合計ポイント | |
ヨハン・ザルコ(フランス) Tech3 YAMAHA |
– | 5位(11pt) | 5位(11pt) | 4位(13pt) | 2位(20pt) | 7位(9pt) | 5位(11pt) | 75pt |
ジョナス・フォルガー(ドイツ) Tech3 YAMAHA |
10位(6pt) | 6位(10pt) | 11位(5pt) | 8位(8Pt) | 7位(9pt) | 13位(3pt) | 6位(10pt) | 51pt |
アレックス・リンス(スペイン) スズキ・エクスター |
9位(7pt) | – | – | – | – | – | – | 7pt |
サム・ロウズ(イギリス) アプリリア・グリシーニ |
18位(0pt) | – | – | 16位(0pt) | 14位(2pt) | 19位(0pt) | 19位(0pt) | 2pt |
今回のカタルーニアGPで絶好調のフォルガー。
一時期先頭争いの一角にその名を連ねた程。
他のヤマハライダーが軒並み大苦戦してる中、ファステストラップを記録する素晴らしい走りだ。
一人ヤマハの期待を背負い、そしてその期待に答える事が出来るか?
遂に大金星を挙げるか?
コツコツ生活とは見切りを着けて、一気に大量ポイントゲットするか!
もうコツコツフォルガーなんて言わせない、言わせやしない!
そんな心意気。
だが、タイヤが苦しいか、次第に先頭争いからは遅れ、ロレンソにも抜かれラストラップにはザルコにまで抜かれて結果は6位。
嗚呼....
それでも今回も10ptを獲得し、トータル51ポイントとそのポイント数を確実にコツコツと積み上げる。
両の足で地面にしっかりと立つ、堅実実直ドイツ人。
これからもコツコツと、堅実に、そして確実にポイントを積み重ねてゆく。
コツコツの実の能力者のごとく、コツコツと500円貯金を続ける。
Q2進出が掛かったFP3で16位、FP4で18位、そしてQ1で4位と、第2戦アルゼンチン以来2度目のQ1で予選を終えたザルコ。
ザルコとしては非常に苦戦の続くウィークと成った今回のカタルーニア。
だが、それは勿論”ザルコとしては”の但し書きが着く。
ルーキーのサテライトライダーとしては、Q1でロッシの0.02秒遅れの4位は素晴らしい成績なのだから。
あくまで、”ザルコとしては”苦戦が続きもがき苦しむカタルーニアと成った。
”ザルコとしては”
って話だ。
だが流石はザルコ。
苦しいながらもラストラップでチームメイトのフォルガーを抜いて5位フィニッシュ。
ただ...型落ちマシンで戦うテック3で5位と言えば、おおスゲー!、スッゲー!って、解説の獣神サンダーライガーさんじゃ無くてもスゲー!を連発してしまう好成績なのだけど、やはり”ザルコとしては”ちと物足りない成績に思えてしまう。
5位かぁ....って。
贅沢な話だけど。
合計75ptのランキング6位。
流石に2位のドヴィさんにはちょっと手が届かないが、4位のロッシさんと3位のペドロさんにはそれぞれ18pt/19pt差。
もしかしたらもしかして、なんて展開も大いに期待してしまう。
そんな素晴らしい成績。
去年までのテック3は何だったんだろう?
って思ってしまう程に。
骨折の為お休みのリンスは変わらず7pt。
次こそは出てくると思う(予定)
次こそは。
何度目だろう?
次こそは、と書いたの何度目だろう?
でも流石に次こそは出てくると思う。
多分。
サム・ロウズは今回もまたしてもノーポイント。
アプリリアとサムの苦戦と苦悩は続く。
チームメイトは怒ってるか笑ってるかの極端な性格の人なのでしんどいかも知れないが、だがどんな状況でもそこそこまで這い上がれるトルクフルな人なので、きっとアプリリア全体のパフォーマンスを上げてくれる筈。
このカタルーニアでも、決勝始まるまでは絶好調で最高にハイな状態だったが、決勝ではエンジンブローしてリタイヤと言う怒りの炎が天を突き抜ける展開に。
私は心配だ。
この北極から南極へと、アッチからソッチへと気持ちが大きく振り切れるこの状況に、エスパル兄ちゃんの心がブローしてしまわないかと、そっちが心配だ。
爆発したらどうしよう。
現状、大体沈んでるか凹んでるかの状態が続くロウズ。
でもきっと、そのうちもっと上がるさ。
多分。
4人のルーキーの中では一番苦戦してるが、でも4人の中では一番可愛いので頑張って欲しい。
可愛いは正義!なのだから。
と言う訳で、またしても単にコピペしたかのように同じような話に終始しつつ、ルーキー・オブ・ザ・イヤー争いはまだまだ続く。
このままザルコが逃げ切るか?
それともコツコツフォルガーがコツコツとポイントの山を高く積み上げるか?
それとも奇跡の復活を遂げたリンスが後半巻き返すか?
ロウズは...正直スマンかった。
ともかく、その戦いまだまだ続く。
このコピペしたようなお話も、まだまだ続くのだ。