おおシャンゼリゼ
ツール・ド・フランスを全部見返した。
全21ステージ、天候の事情によりちょい短縮された今回のツールを。
開幕ステージのベルギーのブリュッセルから、最終21ステージのパリ・シャン=ゼリゼまで。
いやぁ長かった。
尻が床ずれするかと思った程に。
興味の有る方はとっくに経緯も結果もご存知だろうし、特に興味の無い方はどうでもイイかも知れない。
でも、まぁいちいちそんな事を気にしてたら話なんて書けないので気にせずに進めると、22歳のルーキー、イネオスのエガン・ベルナルが優勝。
いつの間にかスルスルと上がってきて、気づいたら黄色いジャージを着てた、ってそんな感じ。
昨年のマイヨ・ジョーヌであり今回も優勝候補筆頭、同じくイネオスのゲラント・トーマスは2位。
結果的に初出場のルーキーにマイヨ・ジョーヌをさらわれた格好と成ったのだけど、あのベルナルに対するゲラント・トーマスの紳士的な態度は素晴らしかったね。
G株爆上げですわ。
タディ岡田初優勝時のミック・ドゥーハンもカメラの前であれくらい出来てたらと思うばかり。
みんな忘れてるので今さらの話だけど。
山岳賞。
ツール終わった!
8耐疲れで寝落ちしたのでまだ見てないけど。 pic.twitter.com/TgEn8oA6Am— TOMMY (@TOMMY81699162) 2019年7月29日
こんな水玉ジャージを獲得したのはフランスのバルデ。
これまた、あれ??って思う間に、いつの間にか水玉を着ててそのままフィニッシュ。
寝てたのかな??って思う位、いつの間にか水玉ってた。
ポイント賞はサガン。
特筆なし。
そんな歓喜と祝福に包まれたベルナルとは裏腹に、その昔にウイギンスとゴタゴタしてたフルーム。
直前のレース(クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ)で大怪我を負った、本来の優勝候補超筆頭で有るクリス・フルーム。
Working hard 💪😁 #cycling @TeamINEOS @Pinarello_com @wahoofitness @SidiSport @CastelliCycling pic.twitter.com/plJwWHJdZU
— Chris Froome (@chrisfroome) 2019年7月24日
固定した自転車には乗れる模様。
でも現状はペダリング出来るのは左足だけ。
全治6ヶ月とか、生きてるだけでラッキーだった、とか言われてる大怪我だったので、来年のジロ、もしくは因縁のドーフィネ辺りが完全復活の場、と成るのかなって思う。
思う、と言うかそれ位には完全復活して欲しいなと。
世間が何を言おうと私はフルームが好きだ。
ちなみに怪我は、右大腿骨の開放性骨折、右肘、肋骨、首、骨盤の骨折。
お椀型ヘルメットを被ってるだけの生身で、コースサイドには基本的にほぼ何もクラッシュに対する保護の無いサイクルロードレース。
試走中だったと言えどダウンヒルでそこそこのスピードを出してたので、そのダメージは計り知れない。
最高速100km/h出る場合も有る競技。
フルームの場合は単独だったけど、場合によっちゃ数十台が巻き込まれてグチャグチャに成る事も珍しくない危険な競技。
それを生身、ってかほぼ裸で走ってるんだから、ちょっとの事で大怪我するのも無理は無い話だ。
かと言って革ツナギ着てブーツ履いてフルフェイス被って自転車レースする訳にも行かないしなぁ。
怪我は防げても熱中症と酸欠で走れなく成ってしまうので難しい話だ。
と、まぁ途中で何度もウトウトしながらも、どうにか全21ステージを見終わった。
そんな、J SPORTSをボケーっと見てただけの私が特に気が利いた事をあーだのこーだの書けないので、適当に終わらせておくけれど、ただ一点。
Champs-Élyséesって、知らなきゃ絶対読めないよね。
この前、ふと海外のサイクルレースサイトを見てたらこんな文字が飛び込んで来て、何のこっちゃって思ったもんだよ。
チャンプスエリセース??
何だそれ??
と、まぁそんな感じで、適当に終わり。