カタルーニアGP FP2
リンス、ビニャーレス、モルビデリの、あんまりお馴染みでは無い顔ぶれがトップ3を取ったFP1。
一方、ポイントリーダーのクアルタラロは13番手、バニャイアは14番手、そして毎回転んでるような気がするマルティンは転倒の影響からか20番手と大きく遅れるスタート。
もっとも、昨年のFP3~Q2では、38秒台後半に入れてきてるので、FP1トップのリンスのタイムよりまだ1秒以上も速い。
つまり、まだまだだね、って事だね。
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さて、FP2。
特に大きな動きが無いまま残り23分。
未だ勢いの衰える事を知らないエスパルお兄ちゃんが、グッドタイムを連発してトップを奪う。
このままチャンピオンを取りかねない、そんな勢い。
再び、大きな動きは無いままに時は流れて残り7分。
ビニャーレスがトップガン効果により気分良くグッドタイムを連発して39秒台でトップ。
レディング時代には考えられないアプリリアの1&2体勢だ。
そしてラストタイムアタック。
転ばなければ速いマルティンが2番手タイムを出すと、すぐにバグナイアが追い越す目まぐるしい展開に。
だが、そんな熾烈なトップ争いを制したのはエスパルお兄ちゃん。
そして巻き返したビニャーレスが続き、アプリリアの1&2で初日を終える。
サム・ロウズが居た頃には想像だに出来ない、胸が熱くなる展開だ。
最後、いきなりビンダーがいきなり好タイムを出すものの、ちょい届かず6番手。
FP1で好調だったホンダ勢は、路面温度が上がったからかいまいち伸び悩み。
一方、FP1は散々に終わったドゥカティ勢は、バスティアニーニ、バグナイア、マルティン、ミラーの4人がトップ10入りとまずまずの結果。
ポイントリーダーのクアルタラロは9番手と最低限のリザルトを残す。
そしてチームメイト、FP1で久しぶりに生存が確認されたモルビデリは10番手と、これまたファクトリーライダーとして最低限のリザルトを残してどうにか生存を証明する。
明日も行方不明に成らない事を祈るばかりだ。
2日目、FP3へと続く。