新日本海フェリーと太平洋フェリーの比較

取ったった。
取ったったった。
取ったったったった。
取ったったったったった....
もういいや。

ともかく取ったよ、新日本海フェリーのチケット。
北海道行きのチケットを。

何時、誰と、どんな手段で、どのくらいの期間行くのか、なんてのはここで詳細に述べるのは止めておくけれど、ともかく取った、取ったった、取ったったった....
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関西から自分のバイクで北海道へ行くには、大きくは3つの手段が有る。

・新日本海フェリーの日本海ルート
・太平洋フェリーの太平洋ルート
・自走

この3つ。
ANAで空輸したり、BASやBHSでバイクを輸送して自分は飛行機で行くってレアケースも有るかも知れないが、一般的には上記の3つ。
単に北海道を走るだけならバイクをレンタルするのも悪くは無いと思うんだけど、自分のバイクで走るならこの3つが一般的だろう。

ちなみに、実は冬に沖縄をレンタルバイクで走る計画も有ったりする。
沖縄にバイクを持ち込むには、鹿児島まで行かなきゃ成らないから大変だからね。
だから沖縄の場合は、バイクをレンタルしてホテルで泊まりつつツーリングするのが良い選択だと思うな。
この話は、またいずれかの機会に。

 

 新日本海フェリーと太平洋フェリーの比較 

  新日本海フェリー 太平洋フェリー
航路 舞鶴 ⇔ 小樽
敦賀 ⇔ 苫小牧東
名古屋 ⇔ 仙台 ⇔ 苫小牧
運航スケジュール

舞鶴→小樽 
23:50 → 翌日20:45
小樽→舞鶴
23:30 → 翌日21:15
(約21時間)

敦賀→苫小牧東
23:55 → 翌日20:30
苫小牧東→敦賀
23:30 → 翌日20:30
(約20時間)

名古屋→仙台
19:00 → 翌日10:00
仙台→苫小牧
12:50 → 翌日10:30
(合計約40時間)

苫小牧→仙台
19:00 → 翌日16:40
仙台→名古屋
19:40 → 翌日11:00
(合計約39時間)

運賃
(7月1日~7月20日)

12,400円(ツーリストA)

11,700円(2等)
14,000円(B寝台)

バイク運賃
(7月1日~7月20日)

12,100円(~750cc)
15,500円(751cc~)

9,300円(~400cc)
13,300円(~750cc)
21,200円(751cc~)

合計 24,500円(~750cc)
27,900円(751cc~)
21,000円~(~400cc)
25,000円~(~750cc)
32,900円~(751cc~)
割引 往復割(復路の運賃を10%割引) 早割り(2等、B寝台を50%オフ、バイクを30%オフ)

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私の住む阪神地域からなら、新日本海フェリーと太平洋フェリーの両方が選択肢と挙げられる。
舞鶴や敦賀に行くのも名古屋に行くのも大した差は無い。

この2つの航路で、最も大きな違いは所要時間だろう。
新日本海フェリーは、随分とスピードがアップして現在は20~21時間
丸一日掛からずに到着するのだから随分と早く成ったもんだ。
昔は30時間程掛かってたんだけどね。

一方、太平洋フェリーは仙台に寄港する影響も有って41時間と倍程も時間が掛かる。
金は無いけど時間は余り有る人なら問題に成らないが、直前まで仕事して帰ってきた次の日から仕事が入ってる有給カッツカツな人は、この20時間の違いは余りに大きい。
タイムイズマネーな人には、余りに絶望的なタイムロスだ。
タイムイズインフィニティな人には、どうでもイイは無しなんだけどさ。
時間なんて無限に有るさ、なんて人には。

運賃は、ライダーは大した違いは無いが、リッタークラスのバイクの運賃は5,700円も違う。
お陰で、寝台の新日本海フェリーよりも、雑魚寝の太平洋フェリーの方が5,000円も高い。
結構大きな差だ。
一方で400ccは安いので、どっちが得かはちょい微妙かな。

だが、太平洋フェリーにはお得な早割りが有る。
これは、28日前までに予約すれば、人の運賃が50%、バイクが30%割り引かれるお得なサービス
枠が決まってるので、28日前なら確実に安くなる訳では無いのだが、2か月前から予約できるので、先の予定を立てれる人は早めの行動が吉だ。

ざっと計算すると、大人1名が5,850円、リッターバイク1台が14,840円。
割引後の価格は合計20,690円と成る。
往復したら、通常65,800円の所が41,380円と随分な差に成っちゃう。
その差、24,500円程。
それだけ有ればセイコーマートの豚丼が幾つ買える事やら。
もうお腹いっぱいですわ。
タイミング良く予約が取れたら随分とお得なサービスだね。

だが一点忘れて成らないのが、新日本海フェリーは毎日運航してるが、太平洋フェリーは隔日運航だって事。
前述したように、毎日が夏休みな人には全くどうでもイイ話なんだけど、公休と有給を上手く組み合わせてギリギリの隙間時間で行く人には、この隔日運航は大きな影響を及ぼすかも知れない。

結論として、太平洋フェリーはスケジュールに余裕が有る人が早割で予約が取れたらお得だとは思う。
リッターバイクで5,000円、乗用車なら1万円程も変わってくるので、その差は結構大きい。
だが、日程がタイトだったり、あんまり先の予定は立てれず早割りで取れなかったりな場合は、やはり新日本海フェリーに分があるかな、って感じかな。

 

ちなみに自走の場合、名神の西側始点で有る西宮から、青森東まで高速を走れば、バイクの場合は13,720円。
距離は1222.3kmなので、リッター15km走るバイクなら約82リットル。
ハイオク180円としたら14,760円。
合計で28,480円。
これに大間からのフェリー代(人+リッターバイクで4000円~)も必要。

バイクに乗るのが好きで好きでたまらん!って人には良いかも知れないけれど、私はちょっと遠慮しとこうかなって思う次第だ。
そんなに乗ったら、ゼファーのサイドカバーのようにデリケートな尻が割れかねないよ。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy