朝、彼方より来たりしスケキヨ

ある風の強い冬の朝。
玄関先の小さな植木鉢が倒れてないかと、気になった私は外へと出た。

 

時間は朝の7時頃。
私からすればまさに早朝。
私は漁師かそれともパン屋か、そんな心境に成るくらいの早朝。
今の私にとって、朝の7時とはそれくらいの早朝。
世間ではどうかか知らないよ。
ちなみに昔はすでに働いてた時間。
働いてたって言うか、前の日から働いてて気付いたら翌日のこんな時間だったって事も有る。
今や昔だ。

ともかくそんな朝。
玄関先に出て植木鉢を見たところ、強い風にも関わらず意外と何とも無い模様。
意外と何とも無い。

でもそうは言えども、まだ風は強く成りそうだから仕舞ってた方が安心かもねと、ちゃっちゃっと片付けしてたら
彼方の方より一台のバイクが現れた。
おもちゃのヘルメットを被った原チャリが一台。

時速は20km/h程だろうか。
かなりゆっくりだけど、狭い住宅街の道を走るには十分な速度。
そんな速度で近づいてくる一台の原チャリ。

『おはよーございまーす』

私を見るや否や、その原チャリは爽やかに挨拶を交わし、そして去って行ったのだ。
唖然として、そして呆然とした私を置き去りにしたまま。

こんな人。

昔のドクトルワグナーJrみたいな、真っ白けの覆面被った人。
....誰?

寒かったんだろうと思う。
顔丸出しでバイク乗るのは寒かったんだろうと思う。

でもそのスケキヨみたいな覆面はどうなんだろうと思うし
そんな覆面被ってたら何処の誰か解らないので、朝の挨拶を無視されたからと私を嫌いに成らないで欲しいなと思う。
結局、未だに何処の誰だか解らない人に、特に好かれる必要も無いのだけども。

誰?

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