気合が有っても無くても、出来る事も有れば出来ない事もある

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この前色塗ったセローのエンジンを載せてみた。
結局、あーだこーだ言っても直らないので、さっさと実働好調(自称)エンジンに載せ変えてみようかと。
ヘッド開けてバルブ換えて...ってするより、さっさと載せ替えるのが結局手っ取り早い。
ってか、安い。
そんな訳で。

自称だろうと何だろうと、ザンバラザンバラ言ってるエンジンよりは、まだ随分マシ、じゃ無かろうかと。
無理なら部品取りの需要は有るので、まぁ無理なら250買おうかと。
そんな計画。
個人的には、さっさと250買うのが良いとは思うのだけど。

セローのエンジンは他のバイクに比べて非常に載せ易いエンジンだろうと思う。
ピポッドシャフトがエンジンマウントを兼ねてるバイクは、スイングアームの始末がちょっと面倒なのは確かだけども、それでも下がスッカスカなダイヤモンドフレームのバイクは積み易い。
現行の250は一般的なダブルクレードルに変わったけれど、それでもアンダー部分はそっくり外せるのでこれまた簡単。
フレームが分解出来ないXR250やkLX等に比べると随分と簡単。

手順はマニュアルをご参照頂きたい。
あ、セルモーターは外した方がスペースに自由度が上がるので、初めての方は出来れば外しておいた方が良さそうだ。

今回はたまたま居合わせたご近所のカタナさんに手伝ってもらい、特に気の効いたドラマチックな事も起こらずに無事に終了。
一人が支え、一人がジャッキアップしながらボルト挿して行けばとても簡単。
特に腕力が必要な訳でも、特に気合入れねば成らない訳でも無い。
でも一人でやったら何かと大変なので、無理せず誰かに手伝ってもらうのが良さそうだ。

セローのエンジンの着脱には、ネジはどっちに回したら締まるかって知識に加えて、安全に作業できる場所に加えて手伝ってくれる人が居ればとても簡単だ。
逆に言えば、それだけあればセローのエンジンの積み下ろしは大きな話では無い。
そんなに鼻息荒く気合入れまくる必要も無い。
最低限、ネジはどっち回したら締まるかって知識は必要だけど。
直四の腰下を組む訳じゃ無いので、そう大騒ぎする必要も無い。
朝起きたら背中のあっちこっちが痛い私が言うのもアレなんだけど。

やっぱ、変な大勢でボルト締めてたのが間違いだったか。
今回はバイクリフトが使用中だった為、床で作業してたのが敗因だったかも知れない。
リフトが1機しかないので、もう一機買おうかとか思ったりしてる所だ。
モーラステープを貼りながら。
やっぱ、有るのと無いのとじゃ体の負担が随分違う。

ただ、とても高いのが難点。
200kgクラスなら数万円で買えるのだけど、ホーネット250でも結構ゆっさゆっさする虚弱な子なので、できればもうちょっとガッチリしたのを選びたい。
トレール&モトクロッサー専用と割り切るならそれで結構なのだが、カタナにニンジャにワルキューレまで居る環境においては、耐荷重200kgなんてリフトはちょっと役に立たない。

そんな訳でもう一機導入するかと考えつつも....20万円~と言う値段の前にちょっと気楽にホイっとは買えない私なのだった。
ん、ちょっと高い。
ちょっと位気合入れただけじゃ右手はお買い上げボタンをクリックしてくれない。
みかん買う感覚ではちょっと手が出ない。

仕方無いので、ワルキューレの人に出してもらおうかと思う。
そもそも、あのゴツいバイクのせいで耐荷重400Kgオーバーなんてリフトを買わねば成らないのだから。
私は殆どセローしか使わないってのに。

お手伝いどうもありがとう。
と、プリン持って近所のカタナさんに行って来た。
賞味期限当日限りのプリンを山盛り貰ったので、そのお裾分けにと。

なんでもカタナさん、この前ガレージに来てたのはカタナのミッションを組みなおす相談をしてたみたいな。
新たに入手したカタナ2号機のミッションを直すんだって。
なんでカタナばっかり....

ほぼ新品ミッション一式を持ってる人が居るので、それを譲り受けて入れ替えるんだと。
何がどう悪いかは定かでは無いけど、なんか悪いんだってさ。
別にゼファーみたくニュートラルから1速に入れた時にガッシャンコ!って音が鳴る訳では無いのは確かだけど。

ちなみにそれは故障では無い。
あのガッシャンコ!!ってショックと音が響くのは故障では無い。
カワサキがスタート前に気合入れる儀式なのだそうだ。
オールブラックスのアレと一緒。

気合だよ、気合。
何だって気合で全てが決まる。
気合が有ればCB1300SFだろうとSBだろうと勝てるとアニマル浜口も言ってた。
気合だ!気合だ!
何ならCB1300Pだってぶっちぎれるさ。
気合が有れば。
気合が有ればどんな事だって出来るのだ。
お勧めはしないが。

ミッション組み換え、要するに今度はカタナのエンジンを下ろす事と成る。
カセット式ミッションなら横からミッションだけを抜けるのでとても簡単なのだけど、通常のエンジンはミッションのギア一枚交換するだけであっちこっち徹底的に分解しないと辿りつけない果てしない作業が必要と成る。
セローでも勿論だが、直4エンジンと成ると作業工程も外した部品の数もベラボーな物に成る。
ちょっと道端でミッション交換って訳には行かないので、作業場を確保する段取りが必要だ。
数時間で終わる話でも無いしね。

幸い、セローのエンジン積み終えて特に何もしてない私の作業スペースが有るので、そこを使ってくれたらイイのだけど。
エンジン積み変えたセローに不具合が起こらない限りは。
実働好調(自称)エンジンが本当に謳い文句どおりならば。
どうだろう。

リフトは多分間に合わないけど、まぁ贅沢言って無いでそれくらいは諦めて欲しい。
安全かつ清潔な環境でエンジン開けっ放しで作業が出来るだけで十分に幸せなのだから、それくらいの事はこの際目を瞑って欲しい。
あと、私は一切手伝わないので、誰か暇そうな人に手伝いを頼んで欲しいと思う。
カタナのエンジン積み下ろしなんて気合でどうこう行くような作業じゃ無いので絶対にヤだ。
ゼファー750とカタナの、分解出来ないダブルクレードルフレームのバイクのエンジン着脱には手を出さないと決めてるのであしからずだ。
絶対ヤだ、って言うかセローで筋肉痛に成ってる私にゃ無理な相談だ。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy